子どもの日本語教育研究会 第4回研究会(東京)
と き:10月12日(土)10:00~17:00
ところ:東京都港区笄小学校(東京都港区西麻布3丁目11番16号)
お申込み:こくちーずプロより(https://www.kokuchpro.com/event/kenkyukai4_ippan/)
定員:120名
「ポスターセッション・講演・ラウンドテーブル1~3」 各ラウンドテーブル30名
★お申し込み時に、参加するラウンドテーブルを選んでください。
「ポスターと講演のみ(ラウンドテーブルには参加できません)」30名
★申し訳ありませんが、会場の都合で、各ラウンドテーブルの定員を増やすことはできません。
体育館で実施するポスターセッションと講演のみでも、参加を希望される方は、こちらにお申し込みください。
◉趣旨
文化間移動をする子どもや、複数の言語環境の中で暮らしている子どもたちの日本語教育・支援活動・言語の発達に関心をもつ実践者・研究者の方を対象に、研究・実践の成果を発表し、交流するための場を提供します。
今回は、ポスターセッション(公募)、講演、ラウンドテーブル(3分科会)を行います。小中高等学校・特別支援学校で日本語指導を担当されている先生方、地域の教室で子どもへの日本語・学習支援活動を行っていらっしゃる方、また、子どもたちやかれらを取り巻く教育環境について関心をもち研究を進めている方、そして、ご関心のある方、ぜひご参加ください。
◉プログラム
10:00-12:00 ポスターセッション(60分×2)
発表者・発表題目一覧はこちら⇒第4回研究会 発表者・発表題目
12:00-13:00 昼休み
13:00-13:15 開会行事
13:15-14:15 講演 「子どもたちのキャリアと在留資格」
児玉晃一さん(マイルストーン弁護士事務所)
2019年4月の入管法改正に伴い、国内の外国人の就労状況は大きく変わっていくと考えられます。それは、国内で学び、育つ外国人の子どもたちがキャリアを形成していく上でも影響は少なくないと考えられます。
かれらの支援・教育にあたる教育者・支援者には、「在留資格」の法的根拠についての知識や情報が必要になります。そこで、第4回大会でもセミナーの講義をご担当くださった児玉弁護士に、子どもたちの進学・就業と在留資格との関係について、裁判事例などとともに、お話いただきます。国連総会で「子どもの権利条約」が採択されて30年になる今年、子どもの在留資格と人権(生命・生存・発達)に関する先生ご自身のお考えについてもお話しいただきます。
14:30-16:30 ラウンドテーブル「実践を読み解き・実践に学ぶ」
学校と地域において展開されている3つの実践についてご報告いただき、その実践が子どもたちのどのような学びの場を提供し、学習環境(周囲の状況)にどのような変化をもたらしたのかを、ファシリテータとともに会場の皆さんと一緒に話し合います。
*ラウンドテーブル1 小学校における実践-多様な言語文化背景をもつ子どもたちの主体的参加を促す教育
実践の紹介:豊島英明さん(東京都江戸川区立一之江小学校)
ファシリテータ:大菅佐妃子さん(京都市教育委員会)・菅原雅枝さん(東京学芸大学)
*ラウンドテーブル2 中等教育段階の実践-生徒が培ってきた力を発揮できる日本語学習の設計
実践の紹介:川上さくらさん(啓明学園高等学校)
ファシリテータ:小川珠子さん(中国帰国者支援・交流センター)他
*ラウンドテーブル3 学校・地域支援の連携-「子どもと保護者」の学校参加支援
実践の紹介:高栁なな枝氏(地球っ子2000)
ファシリテータ:古川敦子さん(津田塾大学)・松本一子さん(愛知淑徳大学)
16:30~17:00 振り返りのセッション・閉会
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第4回研究会実行委員会:花島健司(東京都港区立笄小学校)
実行委員(五十音順)
・池上摩希子(早稲田大学)・宇野英理子(港区立笄小学校)・小川珠子(中国帰国者支援・交流センター)
・河野 あかね(つくばインターナショナルスクール)・倉本龍一(北区西が原小学校)・齋藤ひろみ(東京学芸大学)
・豊島英明(江戸川区立一之江小学校)・南部雄一郎(江戸川区立一之江小学校)
【お問い合わせ】
子どもの日本語教育研究会事務局(東京学芸大学 齋藤ひろみ研究室)
kodomononihongokyoiku@gmail.com (齋藤・村澤・工藤・秋山)
本研究会webサイト https://www.kodomo-no-nihongo.com/