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    過去のその他

    第2回オンライン情報交換会「元気かい?」 報告

    子どもの日本語教育研究会オンライン情報交換会「元気かい?」
    第2回「子どもと保護者の状況と支援・取り組みについて2」実施報告 
    日時:5月29日(金)19:00-20:00  Web2会議システム(Zoom)により開催
      
    趣旨説明(今澤)の後、第1回の報告と、全体で共有したい情報(本ページの最後に掲載)を交換しました。情報として、ホストより文科省からの通知(教材コンテンツリストなど)が紹介されました。また、参加者より、学齢超過の子どもの授業をスタートさせたという報告がありました。
    情報交換会は、5つのグループにわかれて行いました。緊急事態宣言下の、StayHome中の子どもたちの状況と、支援・対応についての話し合い、その後全体で共有しました。
    以下、グループセッションで交流された内容を簡単に紹介します。
     
    【子どもの状況について】
    ・親も子どもも情報弱者になっている。電話や家庭訪問の個別対応している。休校中に課題を送ったが、再開後フォローすることが必要だ。
    ・地域のボランティア教室の実態把握が難しい。学校再開後、課題をどうフォローしていくかが重要。
    課題の把握ができていない。外国人家庭への支援が個別に必要。
    ・学校が始まっているが課題ができていない生徒もいる。また、地域連携をどうしたらいいか
    ・宿題を出してもできないだろうことを考えて、登校後にどうフォローするが大切。
    ・地域のボランティア教室の担当者との連絡が上手くとれず、状況もわからない。
    ・教材の一方向の提供だけではなく、子どもには双方向のやりとりが必要。
     
    【保護者・家庭の状況について】
    ・保護者の日本語能力によって情報の収集に差がある。
    ・生活困窮者はオンライン環境が悪い。情報がしっかり届いていない。                                                                                                                                             
    ・就学支援の申し込みが増加。親の経済的問題が増えている。
    ・特別定額給付金を学校に申し込もうとするなど、情報に弱い状況がある。
     
    【6月からの学校の再開の状況】
    ・東京では1か月1日おきの分散登校になる。給食も始まる。
    ・横浜で2週間は分散。その後一斉だが、給食は、1か月間はない。
    ・国際教室の一部では、学校にまだ行っていない子どもへの個別支援をしている(広島)。
    ・教員と支援者とのオンラインでの交流会を実施した(神奈川県)。
    ・現在、学校の許可を得て学校で指導を行っているが、オンライン指導の可能性を探っている(静岡県)。
     
    【オンラインによる支援】
    ①環境の問題
    ・小学校(教育委員会)がオンライン化できていない。
    ・学校からは、子どもの個人情報等が関わるので難しいと言われている。
    ・学校で、オンラインで授業やるのは難しい。
    ・支援者側で「ネット環境が整っていないからできない」と決めつけているところもある。きいてみなければわからないし、実はできる子もいるはず。
    ・学校だけでは、支援が難しいので、NPOとの連携が必要。
     
    ②実施例
    ・長野県の教育委員会はさまざまなオンライン教材をアップしている。
    ・シンガポールでは、オンライン授業をしている。
    ・横浜市立並木第一小学校の例

    5月の中旬以降に、IT環境のアンケートを実施し、大学生(桜美林大学)が主体となってオンラインの授業を行った。トライアルをしてから本格始動したが、大学生がWeb会議のアプリを利用して、支援の場を整え、子どもたちに参加を呼びかけている。周囲の日本人側も好意的にみている。アンケートは、ホームページで公開しており、他校が参考にすることができるようになっている。
     
     
    <<<<<参考:文部科学省関係>>>>>
    2020年5月11日 学校の情報環境整備に関する説明会
    https://youtu.be/xm8SRsWr-u4
    臨時休業期間における外国人児童生徒等に対する学習指導・支援の留意事項等について
    https://www.mext.go.jp/content/20200513-mxt_kouhou02-000007000_1.pdf
    子供の学び応援コンテンツリンク集(令和2年5月8日時点)
    https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/mext_00460.html
    外国につながる子供向けの教材が知りたい!
    https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/mext_00663.html
     
     
    報告:高橋清樹(NPO法人ネットワークかながわME-net)・齋藤ひろみ(東京学芸大学)
    ・・・・・・・・・・子どもの日本語教育研究会オンライン情報交換会「元気かい?」運営・・・・・・・
    第2回「元気かい」ホスト:今澤悌(甲府市立大国小学校)
    本事業コーディネータ(運営):高橋清樹(NPO法人「多文化共生教育ネットワークかながわME-net」)
    角田仁(東京都立一橋高等学校)、築樋博子(豊橋市教育委員会)、花島健司(港区立笄小学校)、
    松本一子(愛知淑徳大学)、横溝亮(横浜市立並木第一小学校)
    事務局:齋藤ひろみ(東京学芸大学)、村澤慶昭(武蔵野大学)、